2014年06月17日

高齢化社会を考える

 団塊世代の小生、ヨワイ65歳、後1ヶ月足らずで66歳になる。最近我が身の精神的・肉体的老化の進展を自覚させられる度に「10年後の日本」が思いやられて胸騒ぎを止められない。
 わが国の医療保険制度も介護保険制度も10年を待たずして頓挫してしまうのではと心配しきりです。
 
 約2年半前に92歳の老母が寿命を全う、脳梗塞系の認知症が極めて緩やかに進行した間、手厚い介護保険制度のお陰で最高の公的サービスを存分に利用できたお陰で、小生も賢妻も思いのほか自分たちの介護負担をほとんど大変と思わず15年を快適に暮らせたのです。
 金銭負担的にも老母が手にする遺族年金の半分くらいの負担で月三十数万円のサービスが受けられたのです。感覚的に介護保険制度の恩恵度絶頂時代だと思っていました。

 これからの10年、我々団塊世代が75歳の後期高齢世代に突入していく激流が走っていくのです。怖いです!!!
 子供・孫がいない私たちは、これから社会制度しか頼れないのですが、サービスの質は劣化するばかりと覚悟はしていますが・・・・・・・・・
 最も望むべきは、「ピンピン・ころり」なんですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・運を天に任せるしかありません!!!!!

 これから理性的に行動して人生終末期を元気に生きていく道は、高齢者コミュニティに積極的に参加し、自らも活性化行動を支え、周りを励ましたり介助したりして行ける所まで行くことしかないと思い始めました。結果的に自分たちが頑張った分だけ高齢者コミュニティの人々から血の通った励ましや介助を分けて貰えるんだと思います。

 そう、社会制度が欠けていく分を補う術は、自分たちが住まう「地域コミュニティの力=地域力」を皆で鍛えていくことしか見当たりません!!
と小生は考えます・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  


Posted by akopen at 16:53Comments(0)